特定非営利活動法人
       Medical Exercise and Training

MET(Medical Exercise and Training)とは


「メタボリック・シンドローム」や「介護」など、治療を前提とする現在の医療では解決できない問題が増えています。

METは、これらの新しい領域の問題解決を行うことを目的に「病気前」「病気後」という、いわゆる「半健康」な人々に対し、健康であり続けるためのアプローチを医療的な知識に基づいて作り出していこうと考えています。
その実績として「メディカル・エクササイズトレーニング」というコンセプトを普及したいと考えています。
医師や理学療法士、アスレティックトレーナーなどスポーツと医療にかんする専門家たちを中心に開発されたトレーニング法の普及を通じ、国民の健康に貢献していきたいと考えています。

Pre Hospital Immediate Care In Sport (PHICIS)開催

 我が国は、2019年ラグビーワールドカップを全国12都道府県の会場にて開催されました。また、2020年にはオリンピックとパラリンピックが開催されます。この世界的なイベントにおいて医療スタッフに求められているのは、医療の標準化です。この標準化が実現されれば、負傷したアスリートに対し、どのメディカルスタッフが対応しても(専門の科に関わらず)、同じ内容で同じ質の適切な医療を提供することができ、安心かつ安全な医療活動を行う事ができるようになります。その標準化を行うための講習がこのPHICISです。PHICIS には、ベーシクコースとアドバンスコースがあり、今回はベーシックコースを開催いたしました。
我々は、国内のスポーツ現場に向けて、アスリートファーストをスポーツ現場の医療において実行できるように、本講習会をつうじて医療の標準化を広く図っていければと考えております。講習会状況